唐突に1812のはなし

またしても他の楽団の話で恐縮なのですが

先日お手伝いした川口の吹奏楽団さん、指揮者の先生がそのうちチャイコフスキーの1812年を演奏したいなあ、と仰っておりました。私はこの曲の演奏は2回、経験がありますが因縁があります。1回目はクラリネットを始めた年の演奏会で必死に練習しました。これは技術的に悔いが残る感じで終わりました。2回目は、江戸川の楽団でバスクラで演奏しました。このときも悔いが残っていますが、演奏面ではなくソフトウェアで、です(^_^; 何を言っているのだ?という感じでしょう。

1812年は、ご存知の通り、クライマックスでド派手な大砲の音が楽器として使用されます。
この曲を演奏する、自衛隊以外の楽団はまず例外なく、大砲をどうしよう…と悩むわけですが、だいたいはバスドラムを叩く、で落ち着くところですが、江戸川は違いました。
どういう経緯でこうなったのかよく覚えていないのですが、マエストロが「ミヤちゃん、大砲と教会の鐘の音作ってよ!」と言ったのが始まりだったような…。

大砲の音はソニーのゲーム機(PS2)の戦艦が出てくるゲームから拝借し、
鐘の音は元ネタは忘れたけどネットから拾った鐘の音を準備しました。
(ローランドのmidi音源に「チャーチベル」の音があったのですが、その名の通りチャチ、だったので却下した。)
音源データさえ用意できれば、再生するソフトウェアは当時いくらでもあったのでしょうが、Windowsに標準で入っているWavePlayer?はハードディスクに記録された音源データをいちいち読みにいくので、再生ボタンを押してから音が出てくるのにやや時間がかかるという仕様でした。なのでこれは演奏の中では使えないな、と思いました。理想的なのは、サンプラーを使うことです。これなら任意のタイミングで音を鳴らすことができます。しかし当時はまだハードウェアサンプラー(E-mu)が高額で誰も持っていなかったので、ソフトウェアで作るか。ということで自作しました。

音源データはいつでも瞬時に鳴らせるように、ハードディスクではなくメモリに展開しておく方式のものです。これは、Windows APIにオプション指定を適切にしてやれば簡単にできました。

さて本番ですが、マエストロのノートパソコン、演奏中になんとスリープしてしまったらしくて、必要なタイミングから数秒遅れて大砲が鳴ってしまった、というオチでしたw
実に惜しい!!
今なら、iPadかiPhoneのアプリでサンプラーが普通にあるので、これを使えばいけそうですね…

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