楽団練習に使える小型スピーカー

こんばんは、文京ウインドです

楽団の練習で、時々クリック音を使うことがあります。そんな時用に持っているのがこれ。

充電式で、小型軽量のbluetoothスピーカーです

小型な割に低音がよく出ます。確か、パッシブラジエーターで低音を補う構造だったかと思います。

しかしながら、少人数ならいいけど楽団だと聴こえないのが残念です。。一応、大出力のパワーアンプもあるのですがデカすぎて運ぶのが大変です😅

そこで、これはどうだろうか?と思い作ってみました。

作ってみたのは上の白い箱で、中には10Wのパワーアンプ基板が入っています。

下のスピーカーは我家に20年くらい使わないまま放置されていた古いやつで、OS-M100という型式がついていました。エンクロージャが木ではなく大理石になっていて、このサイズの癖に重さが3kgもあります。

バスレフでもパッシブラジエーターでもない、いわゆる密閉式2ウェイで、背面に小さな穴が空いています。おそらく、スピーカーコーンの背面に生じる空気圧開放用でしょう。

このサイズの癖になんと50Wと書いてあります。嘘だろ!と思いました😅

ですがまあ信用して、アンプ回路は10Wにしました。。これ以上パワフルにすると基板がデカくなってしまいますから。

ちなみに基板はこれを使いました

秋葉原の秋月電子さんで、800円です

あとはスイッチ付きボリュームと24V電源とフォンジャックコネクタなどを組み合わせて完成です。

メトロノームを接続してみたり

TR08をつないだり、LINEアウトがある機器ならだいたい使えます

音量もまずまずで、コレなら使えるかもしれませんし、楽譜収納用のロッカーに入るので必要なときにすぐに出せます!

入力をミキサー回路にすればマイク音声も対応できたのですが、高いコンデンサマイクなら48Vファントム電源が必要だったりするし、安いのでしたら5V電源が必要になるし、ダイナミックマイクなら電源回路を切り離す必要があるからめんどくさいしコストがかかるからやめました😀

ところで、このスピーカー、実は設計者をよく知っていまして。あの方らしいな。。と懐かしく思いました。


追記

合奏でバリデーションしたところ、10W程度では全然パワーが足りないことがわかりました。。

残念。。

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